石破しげるからのメッセージ : 突然の辞任表明
突然の辞任表明に驚きを禁じないとともに、福田政権を作り、内閣の一員であった者として残念でならない。
政権を支えることができなかったことを国民・県民に深くお詫びしたい。
安倍前総理の辞任があまりに唐突であったため、福田総理は具体的な政策を練り、実行にいたる工程を周到に準備する暇なく政権を担わざるを得なかったことに加え、積年の懸案が顕在化し、持てる能力、見識を充分に発揮できなかったように思う。
与野党の「ねじれ」は政権発足当初からわかっていたことであり、「重要法案にはすべて反対」との野党に対抗するためには、国民に向けて政府が直接訴え、支持を得るための努力をもっと行うべきであったと反省している。
総選挙の帰趨は「政権を獲るためであればなんでもあり。財源や政策の整合性は選挙に勝ってから」との姿勢を貫く民主党に、自民党がきちんと反論し、参議院選挙で示された厳しい世論の批判にどう応えることができるかにかかっている。
今回の総裁選挙で、かつてのような「勝ち馬に乗ってポストを得よう」政策の相違はさておいて、選挙の顔になる人を選ぼう」などとの姿勢が見えれば、自民党は決定的に国民の支持を失うことを我々は強く認識すべきである。
平成20年9月2日
衆議院議員
石破 茂
衆議院議員
石破 茂



